仙台のプロスポーツ


仙台のプロスポーツは、今となってはご存知の「東北楽天ゴールデンイーグルス」。
私が仙台にいた間の最大のニュースだったかもしれない。
発足4年目だが、年々着実に力をつけてきている。
楽天の島田オーナーは、少なくとも10年はここで踏ん張ると言っているから、昔のロッテのようにはならないだろう。
経営的にも軌道に乗ってきているし、宮城県民の心はつかんでいる。
(東北の他県はよくわからない)


そしてサッカーJ2ベガルタ仙台」。
結局私が仙台にいる間にJ1昇格出来なかった、残念。
ここは経営的に正念場。ようやく減資が行われ、社名も「東北ハンドレッド」から「ベガルタ仙台」へ変更し、
仙台に地に足をつけた経営を行える体質になってきた。
あとは人材。


さて実はこれ以外にもプロスポーツはある。
バスケットbjリーグの89’s(エイティナイナーズ)。
政令指定都市になった1989年から名前は来ている。
今年はプレーオフに進出したし、経営は厳しいが、実力は着々とつけて来ているようだ。


もう一つ女子プロレスの「仙台ガールズプロレスリング」
里村明衣子が設立したが、まだその後の選手が育っていないので、まだまだこれからって感じだが、
女子プロレスはもう少し全国的に盛りあがってもよさそうな気がする。


さて、仙台は残念ながら企業城下町ではないので、どのスポーツも核になるスポンサーがないところが弱い。
といいたいところだが、新潟のように企業城下町でないにもかかわらず、
サッカー(Jリーグだけでなく、シンガポールリーグや、女子リーグにもチームがある!)、野球、バスケット、陸上、スキー・スノーボードなど、
複数のプロスポーツチーム(アルビレックス)を持つ地域も出てきいるからそういうわけではない。

仙台も運動施設には恵まれているので、こういった組織を束ねたり、運営ノウハウを持った人材が出てくると、また違った展開が見えてくるのだろう。

スポーツに関しては特段強い意見はないが、仙台に必要なキーワードは「ビジネス化」と「構想力と経営力を持った人材」だと思う。